国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,513円 (+180)
プラチナ 5,109円 (+249)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,351.00ドル (+5.60)
NYプラチナ 974.50ドル (+33.90)

4/8、ニューヨーク市場の金は2日続伸。始値2,343.60、高値2,372.50、安値2,321.70ドル、終値2,351.00ドル、前日比+5.60(+0.24%)。先週発表された3月の米雇用統計は力強い内容だった。雇用者数は30万3000人の大幅増となり、失業率は3.9%から3.8%に低下。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重になるとの見方が一段と強まった。5日には米連邦準備制度理事会(FRB)の高官2人が金融政策に言及し、利下げを急ぐ必要はないとの認識を示した。FRBボウマン理事はニューヨークでの講演で「インフレ率が持続的に低下し続ける可能性は高い」としたものの、「利下げが適切になる地点には達していない」と述べた。米ダラス連銀のローガン総裁はデューク大学での講演で「利下げを検討するのは時期尚早」とし、「経済の不確実性をさらに解消する必要がある。インフレが下げ止まった時、適切に対応できるよう対策を講じておくべき」と指摘した。FRB高官らの利下げに内向きな発言が相次ぐ中、FRBパウエル議長は3日、大半の当局者が「年内のある時点」で、利下げが適切になるとの見方で一致していると述べた。一方、中東情勢の緊迫化も安全資産としての金買い後押しか。シリアにあるイラン大使館がイスラエルによるとみられる攻撃を受け、原油価格の高騰など地政学的リスクが高まった。また、年内の利下げ見通しを背景に、リスクの分散先としての需要も拡大。5日は終値ベースで2,345.40ドルと過去最高値を更新した。ただ、一部のトレーダーは金は買われ過ぎと指摘。また、利下げ観測が後退する中でも買われ続けていて、謎の上昇に困惑の声も挙がっている。週明けのニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.46%まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識された。ただ、対ユーロでは逆相関を無視してドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は終値ベースで2,351.00ドルと、2日連続で最高値を更新した。4月9日9時30分現在、ロンドン金は2,330ドル台で推移しています。