金相場リアルタイムチャート
海外市況ニュース:02月24日(火)
2/23、ニューヨーク市場の金は大幅高で続伸。始値5,128.80ドル、高値5,257.30ドル、安値5,120.40ドル、終値5,225.60ドル、前日比+144.70(+2.85%)。【米製造業新規受注】米商務省が23日発表した12月の米製造業新規受注指数は前月比で0.7%減少し、市場予想の約1.0%増を下回った。これは11月の大幅増(前月比+2.7%)からの反動減で、景気指標として注目される受注活動が一時的に後退した格好だ。特に民間航空機の受注が急減したことが全体の押し下げ要因となったが、コンピューター・電子製品や機械、自動車部品、金属加工品など他の分野は堅調な伸びを維持したとの指摘もある。耐久財受注も前月比で低下し、輸送機器を除く非防衛資本財(コア資本財)においては小幅ながらプラスとなった。このコア指標は企業の設備投資動向を示す重要な先行指標であり、AI関連設備への需要が下支えしているとの分析もある。このデータを受けて為替市場ではドルが軟化傾向を示し、ドル・円相場は一時下落。また、世界経済の製造業需要が地域的に弱含む中、米国の製造業も依然としてボラティリティが高い動きを見せている。経済専門家は、受注の一時的な減少が景気全体の減速を必ずしも示すものではないとしつつも、今後の消費・投資動向を注視する必要があると指摘する。 【NY金先物相場】米ニューヨーク金先物相場は23日、トランプ政権の関税政策を巡る米連邦最高裁の判決を受け、安全資産としての需要が強まり急伸した。 4月限は一時1オンス=5,200ドル台後半まで上昇し、約3週間ぶりの高値水準を回復した。米最高裁は20日、国家緊急権限を根拠にトランプ大統領が発動していた一連の「包括関税」の大部分を違法と判断し、無効とする歴史的判決を下した。 これにより米通商政策の先行き不透明感が高まり、ドルが軟調となったことで、ドル建て資産である金は割安感から買いが入りやすい展開となった。トランプ大統領は判決を「恥ずべき決定」と批判し、対抗措置として全輸入品に一律15%の暫定関税を課す方針を表明したが、市場では新たな訴訟や報復関税の連鎖を警戒する声が強い。アナリストの間では、「関税を巡る混迷が長期化すれば、『売りアメリカ・買い金』の構図が再び強まる」との見方が聞かれ、金価格が早期に5,400ドル台を試す可能性も指摘されている。
金とプラチナの関係

金相場よりもプラチナ相場が高いという状態が続いていましたが、現在ではプラチナ相場よりも金相場の方が高いという逆転状態となっています。金相場が上がるとプラチナ相場が下がるという訳ではなく、金とプラチナそれぞれに変動要因があります。金は個人買い、中央銀行の保有、宝飾品(半数以上)としての需要。プラチナは宝飾品の他に工業用としての需要が半数以上を占めています。金の弱材料はドル高(利上げムードの高まり)、インド(農作物価格低迷)による金買い消費の低迷。強材料は中国(経済減速懸念)、ロシア(原油下落、経済不振)による金買い消費の増加。プラチナの弱材料はドル高、米利上げによる世界経済の弱含み懸念、中国需要減少懸念、鉱山会社ロンミン(世界生産大3位)の事業閉鎖回避、フォルクスワーゲン問題。強材料はジンバブエ(世界生産第3位)の電力供給制限からの供給減少懸念。これらを比べてみると共通している部分もありますが、プラチナの方が弱材料が多いことが分かります。
金とドルと原油の関係

世界の基礎通貨はドルであり、世界経済もまたドルに依存しています。ドル安になればドルの資産価値は減り、その他の通貨や資産に投資することになりますが、その選択肢の一つとして金があります。金もドル建てで取引されている為、ドル安になれば金高になり、ドル高になれば金安になるという構図が一般的な解釈です。米国経済の動向も金とドルに大きな影響を与えます。米国経済指標である金利動向、消費者物価指数、鉱工業生産、失業率などの数値が好調なら、金が売られてドルが買われ、逆ならドルが売られて金が買われることになります。原油においては、ドル安=原油高、ドル高=原油安という構図になり、有事の際には金と原油が上昇すると言われています。しかし、最近ではこの構図に当てはまらないケースも多いです。
金などの主要貴金属について
- 金
ゴールド
Au - 主に宝飾品としてK18(750/1000)の品位が使われています。イエローゴールド(YG)とホワイトゴールド(WG)は定番の貴金属です。パラジウムやニッケルなどの割り金で色を変えることができ、イエロー、ホワイト、ピンク、ローズ、グリーンとバリエーションも豊富です。
- 白金
プラチナ
Pt - 日本では通称白金(はっきん)ですが、プラチナと呼ぶのが一般的です。欧米のブライダルジュエリーで人気なのは金ですが、日本ではプラチナの方が人気が高い。純プラチナは軟らかいので、パラジウムなどの割り金で品位の調整をしています。
- 銀
シルバー
Ag - シルバーはカジュアルに好まれている貴金属。硫化により黒く変色してしまうのが難点ですが、磨き直しもできます。宝飾品は925の品位が多い。925の中でも銅のみを混ぜた合金であるスターリングシルバーは時効硬化に優れています。
- パラジウム
Pd - 白金族に属する白色金属。貴金属として宝飾品にも使われており、プラチナ850~950やホワイトゴールドの割り金として利用されています。造幣局の貴金属品位証明制度において、金、プラチナ、銀の品位検定は行われていますが、パラジウムの品位検定は行っていません。
金について

金は装飾品として利用された最古の金属で、古くから貴金属の価値を認められてきました。また銀や銅と共に貨幣用金属の一つであり、貨幣や金貨としても流通しました。その利用価値の高さゆえ豊かさと富の象徴であり、金その物の所有や鉱山の所有、採掘の権利などが個人から国家の規模でしばしば争奪や係争の要因にもなりました。現在では技術の発達と共に歯科、エレクトロニクスなど様々な分野で利用されています。
金貨について

世界には様々な種類の金貨が存在します。金貨には大きく分けて通貨型金貨、地金型金貨、収集型金貨などがあります。金貨をアクセサリー類に利用したり、収集しているコレクターなども存在します。金貨の中でも最も信頼の高い、カナダの国旗にも描かれているカエデの葉が印象的な「メイプルリーフ金貨」はとても有名ですね。メイプルリーフ金貨は純度99.99%で、カナダ中央政府が保証する通貨。国際的な信頼もあり、すぐに現金化できると田中貴金属も太鼓判を押しています。
金の刻印について

金などの貴金属に刻印される品位は、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準規格)により純度を千分率で表すことになっています。ですが、金については24分率いわゆるカラットで表す習慣が残っています。これは金特有の表示方法です。また、日本では999.9%以上なければ純金(K24 or 1000/1000)の表示は出来ません。
金の比重について

金の比重は比重計という機材で調べることができます。比重計とは、どんな物質にもある比重値というものを測る機材です。比重値が分かることで、金、プラチナ、銀などの様々な貴金属の判別ができます。比重計は買取の際にも使われており、貴金属の品位判別において参考程度に利用されるようです。また、金などの貴金属買取を専門的に行っているお店なら比重計は必ず置いてあります。
金の買取店の選び方について

まずは色々なお店の買取価格を比べてみましょう。インターネットで検索すればたくさんお店が出てきますので、売りたい品位(K18など)1gあたりの買取価格が高いお店をリストアップしておきましょう。おすすめは大手貴金属チェーンの店舗、有名な買取チェーンの店舗です。
金の買取手数料について

高額な手数料を引く貴金属買取業者が存在しています。手数料はなぜ引かれるのか?。自社で工場を持っているお店は買取した貴金属の精錬を行います。精錬の技術にもよりますが、基本的な目減りは1~2%前後と言われています。そういったお店がある程度の手数料を引くというのは納得がいきます。
