国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,018円 (-21)
プラチナ 4,710円 (-62)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,936.60ドル (-9.00)
NYプラチナ 923.60ドル (-16.40)

9/25、ニューヨーク市場の金相場は反落。始値1,944.70ドル、高値1,946.80ドル、安値1,933.80ドル、終値1,936.60ドル、前日-9.00(-0.46%)。米シカゴ連銀のグールズビー総裁は25日、CNBCとのインタビューで金融政策に言及した。インフレ率が高止まりすることへのリスクを指摘し、「インフレ率を目標の2%に戻さなければならない」と強調した。また、「高水準の金利をいつまで維持するか議論する時期にきている」との考えを示した。前週に続き米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派寄りの発言を受けて、市場では金融引き締めが長期化するとの見方がさらに強まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が再び4.50%台まで上昇。およそ16年ぶりとなる高水準を更新し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識され、対ユーロでドル買いが進行。ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。一方、ドイツifo経済研究所より9月の景況感指数が発表。結果は85.7と市場予想の85.1を上回った。前回は85.8(速報値85.7)に上方修正された。ユーロ圏経済の先行き不安が和らぎ、ユーロドルは上値を抑えられた。9月26日9時30分現在、ロンドン金は1,910ドル台で推移しています。