国内公表(買取価格1gあたり)※9/25追記
金 10,039円 (+65)
プラチナ 4,772円 (+40)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,945.60ドル (+6.00)
NYプラチナ 940.0ドル (+8.40)

9/22、ニューヨーク市場の金相場は反発。始値1,939.60ドル、高値1,949.10ドル、安値1,939.60ドル、終値1,945.60ドル、前日+6.00(+0.31%)。欧州連合(EU)統計局より発表された9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、43.4と前回の43.5から低下し、市場予想の43.9を下回った。景気好悪の境目である50を15カ月連続で下回り、ユーロ圏経済の先行きが不安視された。ユーロ圏・債券市場では主要な国債利回りが低下し、外国為替市場では対ユーロでドル買いが進行。ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的な姿勢を示して以降、米連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり高い金利水準を維持するとの見方が強まっている。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.50%台まで上昇。2007年以来約16年ぶりの高水準となり、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。ただ、米長期金利に一服感がみられたことで、金は買い戻しが入りプラス圏で取引を終えた。