国内公表(買取価格1gあたり)
金 12,648円 (-121)
プラチナ 5,142円 (-58)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,331.20ドル (+22.60)
NYプラチナ 964.90ドル (-0.40)

5/6、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,312.80ドル、高値2,341.90ドル、安値2,300.60ドル、終値2,331.20ドル、前日比+22.60(+0.98%)。先週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が6会合連続となる金利の据え置きを決定。パウエル議長は政策決定後の記者会見で「インフレが持続的に2%に向かっているという確信を得られるまで、利下げは適切ではない」とし、「今年に入りこれまでのデータからは得られていない。従来の予想より時間がかかりそうだ」との認識を示した。第1四半期(1-3月期)の米雇用コスト指数は前期比で1.2%となり、市場予想の1.0%を上回った。約1年ぶりの大幅な上昇となり、インフレ圧力は根強いと受け止められた。非農業部門労働生産指数は前期比で0.3%となり、市場予想の0.5%を下回った。単位労働コストは前期比で4.7%となり、市場予想の4.0%を上回った。労働生産指数は伸びが減速した一方、単位労働コストは約1年ぶりの大幅な伸びとなり、インフレの高止まりが懸念された。3月の米求人件数は848万8000件に減少し、市場予想の868万件を下回った。2021年以来の低水準となり、労働市場の軟化が示された。4月の非農業部門雇用者数は前月比で17万5000人となり、市場予想の24万人を下回った。平均時給も予想を下回り伸びが減速し、失業率は0.1ポイント上昇した。非農業部門雇用者数が予想を下回ったのは昨年10月以来。労働市場の軟化が示唆されたことで、利下げ開始時期は9月に前倒しになるとの見方が強まった。一方、リッチモンド連銀のバーキン総裁は講演で「現行の抑圧的な金利水準が需要を抑制できると楽観している」とし、「経済が過熱するとは考えていない」との認識を示した。労働市場の軟化示唆も相まって、利下げ開始時期の前倒しが意識された。週明けのニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含んだ。対ユーロでもドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金は米利下げ見通しを背景としたリスクの分散先としての需要、ウクライナや中東情勢の懸念を巡る安全資産としての需要で底堅く推移した。5月7日9時30分現在、ロンドン金は2,320ドル台で推移しています。