- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 11,294円 （－2）
- プラチナ 4,770円 （－54）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,167.50ドル （－13.30）
- NYプラチナ 935.70ドル （－9.20）
3/14、ニューヨーク市場の金は反落。始値2,179.50ドル、高値2,181.30、安値2,157.00ドル、終値2,167.50ドル、前日比－13.30（－0.61％）。米商務省センサス局より2月の小売売上高が発表。総合小売売上高は、前月比で0.6%と市場予想の0.8%を下回った。前回は-1.1%（速報値-0.8%）に下方修正された。自動車等を除くコア小売売上高は、前月比で0.3%と市場予想の0.5%を下回った。前回は-0.8%（速報値-0.6%）に下方修正された。米労働省統計局（BLS）より2月の生産者物価指数（PPI）が発表。総合指数は、前月比で0.6%と市場予想の0.3%を上回った。前回は0.3%だった。前年比では1.6%と市場予想の1.2%を上回った。前回は1.0%（速報値0.9%）に上方修正された。エネルギーと食品を除くコア指数は、前月比で0.3%市場予想の0.3%と一致。前回は0.5%だった。前年比では2.0%と市場予想の1.9%を上回った。前回は2.0%だった。先週の米新規失業保険申請件数は、前週比1000件減の20万9000件となり、市場予想の21万9000件を下回った。前回は21万件（速報値21万7000件）に下方修正された。失業保険継続受給者数は、前週比1万7000件増の181万1000件。前回は179万4000件（速報値190万6000件）に下方修正された。個人消費の冷え込みが懸念された一方、インフレの高止まりを匂わせる内容だったことで、米連邦準備制度理事会（FRB）による利下げが遅くなるとの見方が広がった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が一時4.30%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。3月15日9時30分現在、ロンドン金は2,160ドル台で推移しています。