国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,577円 (+23)
プラチナ 4,701円 (+28)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,014.90ドル (+10.60)
NYプラチナ 905.20ドル (+7.90)

2/15、ニューヨーク市場の金は6日ぶり反発。始値2,004.80ドル、高値2,020.20ドル、安値2,001.80ドル、終値2,014.90ドル、前日比+10.60(+0.53%)。米商務省より発表された1月の小売売上高は、前月比で-0.8%と市場予想の-0.1%を下回った。前回は0.4%(速報値0.6%)に下方修正された。自動車を除くコア部分は、前月比で-0.6%と市場予想の0.3%を下回った。前回は0.4%だった。2023年3月以来の大幅な減少となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが意識された。米労働省より発表された先週の新規失業保険申請件数は、前週比8000件減の21万2000件となり、市場予想の22万件を下回った。前回は22万件(速報値21万8000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は、3万件増の189万5000件だった。前回は186万5000件(速報値187万1000件)に下方修正された。2月のニューヨーク連銀製造業景気指数は、-2.4と市場予想の-10.0を上回った。前回は-43.7だった。近年は変動の幅が大きく不安定なものの、約4年ぶりの大幅な上昇となった。2月のフィラデルフィア連銀景況指数は、5.2と6カ月ぶりにプラス圏に入り、市場予想の-9.0を上回った。前回は-10.6だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.2%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識されドルが弱含み、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。2月16日9時30分現在、ロンドン金は2,000ドル台で推移しています。