国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,564円 (-50)
プラチナ 4,598円 (-44)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,007.20ドル (-25.80)
NYプラチナ 878.90ドル (-18.20)

2/13、ニューヨーク市場の金は4日続落。始値2,033.70ドル、高値2,047.30ドル、安値2,002.80ドル、終値2,007.20ドル、前日比-25.80(-1.27%)。ドイツの欧州経済研究センターより、2月のZEW景況感指数が発表。結果は19.9と市場予想の17.2を上回った。前回は15.2だった。欧州中央銀行(ECB)が6カ月以内に利下げをするとの期待が反映され、7カ月連続の改善となった。その後、米労働省統計局(BLS)より1月の消費者物価指数(CPI)が発表。総合指数=前月比で0.3%と市場予想の0.2%を上回った。前回は0.2%(速報値0.3%)に下方修正済み。前年比では3.1%と市場予想の2.9%を上回った。前回は3.4%だった。エネルギーと食品を除くコア指数=前月比で0.4%と市場予想の0.2%を上回った。前回は0.3%だった。前年比では3.9%と市場予想の3.7%を上回った。前回は3.9%だった。インフレは根強いと受け止められ、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が後退した。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.32%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では金利差の拡大が意識されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による高金利維持が長引くとの見方を背景に、金は大幅な下落となった。2月14日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。