国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,508円 (+32)
プラチナ 4,613円 (-38)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,036.80ドル (+1.60)
NYプラチナ 894.50ドル (-20.40)

1/25、ニューヨーク市場の金は小反発。始値2,033.90ドル、高値2,044.70ドル、安値2,023.30ドル、終値2,036.80ドル、前日比+1.60(+0.08%)。米商務省より第4四半期(10月-12月)の米実質国内総生産(GDP)が発表。実質GDP=年率換算で前期比3.3%となり、市場予想の2.0%を上回った。前回は4.9%だった。GDPデフレーター=年率換算で前期比1.5%となり、市場予想の2.4%を下回った。前回は3.3%だった。個人消費=年率換算で前期比2.8%となり、市場予想の2.6%を上回った。前回は3.1%だった。個人消費支出(PCE)=年率換算で前期比2.0%となり、市場予想の2.0%と一致した。前回も2.0%だった。インフレの鈍化が示された一方、個人消費は堅調に推移していて、景気後退に陥るとの懸念が和らいだ。同日に米労働省より先週の新規失業保険申請件数が発表。前週比2万5000件増の21万4000件となり、市場予想の20万件を上回った。前回は18万9000件(速報値18万7000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は前週比2万7000件増の183万3000件。前回は180万6000件だった。労働市場の軟化が示されたものの、依然として低水準であると受け止められた。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。ただ、外国為替市場では対ユーロでドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ラガルド総裁のハト派寄りの発言もユーロ売りを後押しした。1月26日9時30分現在、ロンドン金は2,010ドル台で推移しています。