- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 10,394円 （＋6）
- プラチナ 4,640円 （－40）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 1,986.10ドル （－1.70）
- NYプラチナ 891.90ドル （－13.10）
10/24、ニューヨーク市場の金相場は2日続落反落。始値1,984.10ドル、高値1,992.00ドル、安値1,964.60ドル、終値1,986.10ドル、前日－1.70（－0.09%）。米S＆Pグローバルより10月の米総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値が発表。総合ＰＭＩ＝51.0と市場予想の50.0を上回った。前回の50.2から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。製造業ＰＭＩ＝50.0と市場予想の49.5を上回った。前回は49.8だった。サービス業ＰＭＩ＝50.9と市場予想の49.8を上回った。前回は50.1だった。景気の拡大・縮小の境目である50.0を上回り、米国の景気は底堅いと受け止められ、米連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締めが長期化するとの見方が強まった。また、同日に公表された米リッチモンド連銀製造業指数は3と市場予想とほぼ一致。前回は5だった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では対主要通貨でドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、中東情勢緊迫の中、米バイデン大統領が停戦より人質解放を優勢すると表明。ハマスとイスラエル双方の死者数は増加の一途をたどり、地政学的リスクは高まり続けている。有事の金は安全資産としての逃避先として底堅く推移した。10月25日9時30分現在、ロンドン金は1,970ドル台で推移しています。