国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,804円 (-62)
プラチナ 4,736円 (+81)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,878.60ドル (-12.30)
NYプラチナ 915.10ドル (+18.80)

9/28、ニューヨーク市場の金相場は4日続落。始値1,893.30ドル、高値1,896.80ドル、安値1,874.50ドル、終値1,878.60ドル、前日-12.30(-0.65%)。米商務省統計局より4-6月期(第2四半期)の実質国内総生産(GDP)確報値が発表。前期比で年率2.1%増と速報値から修正はなかった。市場予想の中央値である2.2%増を下回ったものの、米国経済の成長は力強いと受け止められた。個人消費は年率0.8%増と1.7%増から下方修正された。市場予想の中央値である1.7%増を下回り、約1年ぶりの低い伸びとなった。同日に米労働省統計局より9月17日-23日の新規失業保険申請件数が発表。結果は20万4000件と前週から2000件増加し、市場予想の中央値である21万4000件を下回った。失業保険受給者数は167万件と前週から1万2000件増加した。ただ、依然として低水準であることから、労働市場は引き締まっていると受け止められた。債券市場では米長期金利が低下し、外国為替市場では対主要通貨でドル売り優勢となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め長期化観測が金の重荷となった。金は安全資産としての魅力が低下し、前日に続き下げ幅を拡大した。9月29日9時30分現在、ロンドン金は1,860ドル台で推移しています。