国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,756円 (-47)
プラチナ 4,583円 (-50)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,975.00ドル (-3.80)
NYプラチナ 930.40ドル (-10.00)

8/2、ニューヨーク市場の金相場は2日続落。始値1,988.90ドル、高値1,992.20、安値1,969.10ドル、終値1,975.00ドル、前日-3.80(-0.19%)。米民間調査会社のオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)より7月の雇用統計が発表。結果は+32万4000件と市場予想の+19万件を大幅に上回った。前回の+49万7000件から減少し、賃金の伸びも減速を示したものの、労働市場は依然として良好であると受け止められ、投資家らの間では米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが継続されるとの見方が強まった。債券市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。一方、格付け会社フィッチ・レーティングスが米国債の格付けを一段引き下げたことで、欧州ではリスク回避の動きから国債が買われ利回りが低下した。外国為替市場では金利差拡大への意識から対ユーロでドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が嫌気された。8月3日9時30分現在、ロンドン金は1,930ドル台で推移しています。