国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,377円 (-4)
プラチナ 4,644円 (-18)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,019.20ドル (-8.60)
NYプラチナ 919.60ドル (-10.00)

1/11、ニューヨーク市場の金は5日続落。始値2,029.40ドル、高値2,056.10ドル、安値2,017.30ドル、終値2,019.20ドル、前日比-8.60(-0.42%)。米労働省より23年12月の米消費者物価指数(CPI)が発表。総合指数=前月比で0.3%となり、市場予想と一致した。前回は0.1%だった。前年同月比では3.4%と23年9月以来の大幅な伸びとなり、市場予想の3.2%を上回った。前回は3.1%だった。エネルギーと食品を除くコア指数=前月比で0.3%となり、市場予想と一致した。前回も0.3%だった。前年同月比では3.9%となり、市場予想の3.8%を上回った。前回は4.0%だった。同日に発表された先週の米新規失業保険申請件数は、1000件減の20万2000件となり、市場予想の20万9000件を下回った。前回は20万3000件(速報値20万2000件)に上方修正された。失業保険継続受給者数は3万4000件減の183万4000件。前回は186万8000件(速報値185万5000件)に上方修正された。年始の統計は不安定になる動向にあり、市場への影響は限定的だった。先週発表された米雇用統計に続き米CPIも伸びが加速し、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期(3月)に利下げをするとの見方が一段と弱まった。ニューヨーク・債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場では金利差の縮小が意識された。ただ、対ユーロでは逆相関が無視されドルが強含み、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。1月12日9時30分現在、ロンドン金は2,020ドル台で推移しています。