国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,289円 (休場)
プラチナ 4,952円 (休場)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,073.40ドル (+1.60)
NYプラチナ 998.30ドル (-10.90)

1/2、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値2,072.70ドル、高値2,088.10ドル、安値2,064.30ドル、終値2,073.40ドル、前日比+1.60(+0.08%)。23年末にかけて、米国のインフレ鈍化を示唆する経済指標が相次いだことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げをするとの見方が根強いものになった。利下げ観測に伴い、米長期金利がおよそ5ヶ月ぶりの水準まで低下し、金利差の縮小が意識されドルが弱含む要因となった。また、29日に発表された12月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は市場予想を下回った。景気拡大・縮小の境目である50.0を予想外に割り、米景気後退への懸念がドル売りを誘った。この日のニューヨーク・債権市場では米長期金利が上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場では幅広い通貨でドルが強含んだ。持ち高調整や利益確定を目的とした買いが優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、同日に発表された23年12月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値は47.9だった。速報値である48.2から下方修正され、市場予想の48.4を下回った。低調な米経済指標を受けて、ドル買いの勢いが落ち着く場面もみられた。1月3日9時30分現在、ロンドン金は2,060ドル台で推移しています。