国内公表(買取価格1gあたり)
金 10,466円 (-78)
プラチナ 4,854円 (+132)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,005.60ドル (+7.10)
NYプラチナ 939.90ドル (+34.10)

10/30、ニューヨーク市場の金相場は4日続伸。始値2,013.50ドル、高値2,016.80ドル、安値1,999.70ドル、終値2,005.60ドル、前日+7.10(+0.36%)。ドイツ連邦統計局より7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)速報値が発表。前期比で0.1%減となり、市場予想の中央値である0.2%減を上回った。前回は0.1%増(速報値0.0%)に上方修正された。前年比では0.3%減となり、市場予想の0.6%減を上回った。前回は0.2%減だった。市場予想を上回ったものの、ドイツ経済は再びマイナス圏に陥り、金利上昇やエネルギー高による影響が及んでいると分析された。また、同日に発表された10月のドイツ消費者物価指数(CPI)速報値は伸び率が鈍化した。市場の大方の予想を下回り、ユーロ圏のインフレ圧力が和らぐとの期待が高まった。外国為替市場では対ユーロでドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、イスラム組織ハマスとイスラエルの戦争は悪化の一途をたどり、死者数は双方あわせて9000人を超えた。中東情勢の地政学的リスクは高まり続けており、有事の金は安全資産への資金逃避先として堅調に推移。終値ベースでは8月1日ぶりに節目である2000ドルを突破した。10月31日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。