国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,760円 (+25)
プラチナ 4,707円 (+12)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,948.10ドル (+22.10)
NYプラチナ 938.20ドル (+12.70)

8/23、ニューヨーク市場の金相場は4日続伸。始値1,926.80ドル、高値1,949.70ドル、安値1,926.20ドル、終値1,948.10ドル、前日+22.10(+1.15%)。米S&Pグローバルより8月の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表。指数は50を上回ると景気拡大、下回ると景気縮小を示す。製造業=47.0と市場予想の49.0を下回った。前回は49.0だった。サービス業=51.0と市場予想の52.0を下回った。前回は52.3だった。総合PMIは50.4と市場予想の51.7を下回った。6カ月ぶりの低水準となり、高コストによる新規受注の減少と分析された。前回は52.0だった。投資家らの間では米国の景気後退が意識され、米連邦準備制度理事会(FRB)により金融引き締めが長期化するとの懸念が和らいだ。債券市場では米長期金利が低下し、利息や配当を生まない資産である金にとって強材料となった。一方、同日に発表されたユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は市場予想を下回り、2020年11月以来の低水準となった。外国為替市場では対ユーロでドル買いが先行したが、低調な米総合PMIを受けて次第にドル売りが優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が好感された。8月24日9時30分現在、ロンドン金は1,910ドル台で推移しています。