国内公表(買取価格1gあたり)
金 9,753円 (+98)
プラチナ 4,644円 (+17)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 1,923.00ドル (+6.50)
NYプラチナ 913.50ドル (-1.50)

8/21、ニューヨーク市場の金相場は2日続伸。始値1,918.40ドル、高値1,927.90ドル、安値1,913.60ドル、終値1,923.00ドル、前日+6.50(+0.34%)。今週24日〜26日にかけて、世界の主要銀行トップらが参加するシンポジウム「ジャクソンホール会議」が米ワイオミング州で開催。25日には米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演予定で、金融引き締めに対し今後どのような方針を示すか関心が集まっている。そんな中、米国のインフレは徐々に減速しているものの、強い内容の経済指標が相次いで発表されており、投資家らの間ではパウエル議長のタカ派発言が警戒されている。債券市場では米長期金利が一時4.35%と約15年ぶりの高水準となり、利息や配当を生まない資産である金にとって弱材料となった。一方、先週17日に中国の不動産大手「恒大集団」が破産法適用を申請したことで、関連企業の低迷による中国経済の先行き不安が強まっている。金は安全資産としての需要が上回り、買い優勢となった模様。8月22日9時30分現在、ロンドン金は1,890ドル台で推移しています。