国内公表(買取価格1gあたり)
金 16,618円 (-241)
プラチナ 6,800円 (-353)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,287.60ドル (-60.40)
NYプラチナ ドル 1,351.90ドル (-63.10)

6/27、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反落。始値3,341.30ドル、高値3,341.40ドル、安値3,266.50ドル、終値3,287.60ドル、前日比-60.40(-1.80%)。米商務省経済分析局より発表された5月の個人消費支出(PCE)価格指数によると、総合指数は前月比0.1%上昇と市場予想に一致。前回は0.1%上昇だった。前年同月比は2.3%上昇と市場予想に一致。前回は2.2%上昇(前回発表値2.1%上昇)に上方修正された。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.2%上昇。市場予想は0.1%上昇。前回は0.1%上昇だった。前年同月比は2.7%上昇。市場予想は2.6%上昇。前回は2.6%上昇(前回発表値2.5%上昇)に上方修正された。5月の個人所得は、前月比0.4%減。市場予想は0.2%増。前回は0.7%増(前回発表値0.8%増)に下方修正された。個人支出は前月比0.1%減。市場予想は0.2%増。前回は0.2%増だった。米ミシガン大学より発表された6月の消費者信頼感指数(確報値)は60.7と、速報値(60.5)から上方修正され、4カ月ぶりの高水準。前回は52.2だった。1年先のインフレ期待は5.0%と、速報値(5.1%)から下方修正。前回は6.6%だった。5-10年先のインフレ期待は4.0%と、速報値(4.1%)から下方修正。前回は4.2%だった。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.27%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで7日続伸。ドル建てで売買される金は割安感が高まった。今週の金は2%余り下落し、4週間ぶりの安値圏に沈んだ。ただ、中央銀行による金買い需要は続くと見られていて、今後も金保有が増える見込みとなっています。