- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,591円 (-100)
- プラチナ 4,854円 (-38)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,333.60ドル (-14.10)
- NYプラチナ ドル 985.50ドル (-9.70)
4/29、ニューヨーク市場の金は反落。始値3,354.90ドル、高値3,359.30ドル、安値3,309.20ドル、終値3,333.60ドル、前日比-14.10(-0.42%)。S&Pより発表された2月のケース・シラー住宅価格指数によると、20都市ベースでは前年同月比で4.5%上昇。市場予想は4.7%上昇。前月は4.7%上昇だった。全米ベースでは前年同月比で3.9%上昇。前月は4.1%上昇だった。米商務省センサス局より発表された3月の卸売在庫(速報値)は、前月比で0.5%増加。市場予想は0.6%増。前月は0.5%増(前回発表値0.3%増)に上方修正された。米労働省より発表された3月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は719万2000件。市場予想は752万件。前月は748万件(前回発表値756万8000件)に下方修正された。3月の求人件数は2024年9月以来の低水準となったものの、解雇件数は9カ月ぶりの低水準まで減少していて、労働市場は底堅いとも受け止められた。米民間調査機関コンファレンス・ボード(全米産業審議会)より発表された4月の消費者信頼感指数は86.0。市場予想は87.5。前月は93.9(前回発表値92.9)に上方修正された。4月の消費者マインドはトランプ米政権の関税政策を巡る懸念で、約5年ぶりの低水準まで落ち込んだ。一方、トランプ米大統領は29日、米国内で自動車を生産するメーカーに対して、輸入部品の関税を軽減する措置をとると発表し、同日に大統領令に署名した。これを受けて投資家らの間では安心感が広がり、日米株式市場では主要株価指数が上昇した。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.17%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで2日続伸。米景気の先行き懸念でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金相場はトランプ米政権の関税政策を巡る懸念を背景に底堅く推移した。4月30日9時30分現在、ロンドン金は3,320ドル台で推移しています。