- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,691円 (休場)
- プラチナ 4,892円 (休場)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,347.70ドル (+49.30)
- NYプラチナ ドル 995.20ドル (+22.30)
4/28、ニューヨーク市場の金は反落。始値3,336.50ドル、高値3,363.80ドル、安値3,278.00ドル、終値3,347.70ドル、前日比+49.30(+1.49%)。米ダラス連銀より発表された4月の製造業景況感指数はマイナス35.8。前月のマイナス16.3からさらに悪化し、2020年5月以来の低水準。また、コロナ禍のパンデミック後最低となった。テキサス州の製造業87社に対し行った調査によると、約60%の企業が関税措置がビジネスに悪影響を及ぼすと答えていて、米経済の先行き不透明感が改めて意識されたもよう。一方、今週は第1四半期(1-3月)の米実質国内総生産(GDP)速報値、3月の米個人消費支出(PCE)価格指数、4月の米雇用統計の発表を控えており、対主要通貨で持ち高調整目的でドルを売る動きが広がった。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.20%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで反発。米景気の先行き懸念でドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。金相場は米国の関税政策を巡る懸念を背景に堅調に推移した。4月29日9時30分現在、ロンドン金は3,330ドル台で推移しています。