- 国内公表（買取価格1gあたり）
- 金 9,147円 （＋67）
- プラチナ 4,485円 （－12）
- NY市場（終値ドル/トロイオンス）
- NY金 2,013.30ドル （＋46.70）
- NYプラチナ 997.00ドル （＋8.90）
3/23、ニューヨーク市場の金相場は大幅続伸。始値1,992.50ドル、高値2,023.30、安値1,984.40ドル、終値2,013.30ドル、前日比＋46.70（＋2.37%）。金融システムへの不安が燻るなか、イギリス中央銀行が0.25%の利上げを決定し、11回連続で4.25%となった。また、スイスの中央銀行も0.5%の利上げを決定し、4回連続で1.5%となった。FRBに続き欧州主要銀行もインフレ抑制への対策を優先したことで、市場では世界的な景気悪化への懸念が一段と高まる。一方、米イエレン財務長官が議会証言で「正当化されるなら預金保護に関して追加措置を用意する」と述べた。ただ、明確化されていないことで金融システムの不安払拭には至らなかった。債券市場では米国債が買われ長期金利が低下し、利息が付かない資産である金の強みとなった。また、金は安全資産としての需要が高まった。終値で2,000ドルを超えたのは2020年8月以来となる。3月24日9時30分現在、ロンドン金は1,990ドル台で推移しています。