国内公表(買取価格1gあたり)
金 16,866円 (+40)
プラチナ 5,060円 (+1)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,228.00ドル (-116.00)
NYプラチナ ドル 975.60ドル (-26.00)

5/12、ニューヨーク市場の金は急反落。始値3,281.00ドル、高値3,295.50ドル、安値3,211.20ドル、終値3,228.00ドル、前日比-116.00(-3.47%)。米国のベッセント財務長官とグリア通商代表は11日、スイス・ジュネーブで行われた米中貿易協議において「大きな進展があった」と伝えたのち、双方の追加関税を引き下げることで合意したと、12日朝の記者会見などで明らかにした。共同声明によると、米国は対中関税を145%から30%に引き下げ、中国は対米関税を125%から10%に引き下げるとし、いずれも115%引き下げ期間は90日間であるという。ベッセント財務長官は中国とのデカップリング(経済分断)は望んでいないとした上で、今後数週間のうちにより包括的な合意に向けて、再会談する考えを示した。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.47%まで上昇し利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落し、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、金相場は米中貿易協議の合意を背景に、安全資産としての需要が後退した。5月13日9時30分現在、ロンドン金は3,230ドル台で推移しています。