- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,992円 (-97)
- プラチナ 4,988円 (+97)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,306.00ドル (-85.90)
- NYプラチナ ドル 979.50ドル (-3.70)
5/8、ニューヨーク市場の金は大幅安で2日続落。始値3,373.10ドル、高値3,422.00ドル、安値3,293.30ドル、終値3,306.00ドル、前日比-85.90(-2.53%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(04/27-05/03)の新規失業保険申請件数は、前週比1万3000件減の22万8000件。市場予想の中央値は23万件。前週は24万1000件だった。26日終了週の失業保険継続受給者数は、前週比2万9000件減の187万9000件。市場予想の中央値は189万5000件。前週は190万8000件(速報値191万6000件)に下方修正された。米労働省労働統計局(BLS)より発表された第1四半期(1-3月期)の非農業部門労働生産性指数(速報値)は、前期比年率0.8%低下。市場予想は0.5%低下。前四半期は1.7%上昇(速報値1.5%上昇)に上方修正された。単位労働費用(速報値)は前期比年率5.7%上昇。市場予想は5.4%上昇。前四半期は2.0%上昇(速報値2.2%上昇)に下方修正された。一方、トランプ米大統領は8日、英国との貿易協定が合意に達したと発表した。トランプ米政権が4月に相互関税を導入して以降、貿易協定で初の合意案件となる。米国側は英国製の自動車関税を10万台まで10%に。英国側は米ボーイング社の航空機などの米国製品を購入するという。他の貿易相手国との交渉も進展するとの期待が高まり、米株式市場では主要株価指数が上昇した。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.38%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで続落。米国と英国の貿易協定の合意を背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。5月9日9時30分現在、ロンドン金は3,310ドル台で推移しています。