国内公表(買取価格1gあたり)
金 16,577円 (+214)
プラチナ 4,904円 (+88)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,222.20ドル (-96.90)
NYプラチナ ドル 967.10ドル (-2.30)

5/1、ニューヨーク市場の金は大幅安で3日続落。始値3,299.00ドル、高値3,300.60ドル、安値3,209.40ドル、終値3,222.20ドル、前日比-96.90(-2.92%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(04/20-04/26)の新規失業保険申請件数は、前週比1万8000件増の24万1000件。市場予想は22万4000件。前週は22万3000件(前回発表値22万2000件)に上方修正された。19日終了週の失業保険継続受給者数は、前週比8万3000件増の191万6000件。市場予想は185万5000件。前週は183万3000件(前回発表値184万1000件)に下方修正された。新規失業保険申請件数は2021年以来の高水準となったものの、公立学校の春休みが大幅増の一因となった可能性があるという。失業保険継続受給者数の増加について、4月はさまざまな業種で人員削減が行われ、労働者の再就職が困難になっていると指摘された。米供給管理協会(ISM)より発表された4月の製造業景気指数は48.7。市場予想は48.0。前月は49.0だった。新規受注指数は47.2(前月45.2)。受注残指数は43.7(前月44.5)。納入遅延指数は55.2(前月53.5)。生産指数は44.0(前月48.3)。仕入れ価格指数は69.8(前月69.4)。在庫指数は50.8(前月53.4)。雇用指数は46.5(前月44.7)。新規輸入指数は43.1(前月49.6)。輸入指数は47.1(前月50.1)。4月のISM製造業景気指数は5カ月ぶりの低水準。新規受注は3カ月連続の縮小圏となり、仕入れ価格指数は2022年以来の高水準。トランプ米政権の関税措置による影響が浮き彫りとなった。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.21%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで3日続落。金利差の拡大が意識されドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。5月2日9時30分現在、ロンドン金は3,230ドル台で推移しています。