国内公表(買取価格1gあたり)
金 14,881円 (-207)
プラチナ 4,869円 (-55)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 2,899.40ドル (-14.70)
NYプラチナ ドル 966.80ドル (+0.30)

3/10、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値2,919.60ドル、高値2,926.40ドル、安値2,885.20ドル、終値2,899.40ドル、前日比-14.70(+0.50%)。トランプ米大統領は9日、FOXニュースのインタビューで関税政策に言及。景気後退を予想しているかとの問いに対し、「そのようなことを予想するのは嫌いだ。我々がしていることは非常に大がかりなものだ。過渡期があり少し時間はかかるが、すばらしい結果になる」と述べた。主要メディアは景気後退を否定しなかったと報じた一方、米株式市場ではS&P500種株価指数、ダウ工業株30種平均、ナスダック総合指数などの主要株価指数が急落した。週明けのニューヨーク・債券市場では米長期金利が4.21%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで2日続伸。欧米の金利差の縮小も意識されドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。この日の金相場は強材料との相関関係は薄く、米株式市場の大幅安を背景に利益確定の売りで軟調となった。3月11日9時30分現在、ロンドン金は2,880ドル台で推移しています。