金は急反落。地政学リスク後退とドル高が重石に。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 26,266円 (-569)
プラチナ 10,802円 (-33)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 4,905.90ドル (-140.40)
NYプラチナ ドル 2,018.30ドル (-58.80)

2/17、ニューヨーク市場の金は急反落。始値5,050.00ドル、高値5,074.40ドル、安値4,854.20ドル、終値4,905.90ドル、前日比-140.40(-2.78%)。【ニューヨーク連銀製造業景気指数】米国のニューヨーク連邦準備銀行が発表した2月の製造業景気指数(エンパイア・ステート指数)は7.1となり、市場予想を上回った。指数は景況の拡大・縮小の分岐点であるゼロを上回り、地域製造業が引き続き拡大基調にあることを示した。一方で前月の水準からはやや低下しており、海外メディアは「拡大は維持するものの勢いはやや鈍化」との見方を伝えている。内訳では出荷の弱含みが指摘された半面、雇用や先行き見通しの改善が支えとなった。市場では米景気の底堅さを意識したドル買いの動きもみられ、金融政策の行方を占う上でも注目材料となっている。【NABA住宅市場指数】全米住宅建設業者協会(NAHB)が発表した2月の住宅市場指数は36となり、市場予想を下回った。好不況の分かれ目とされる50を22カ月連続で下回り、住宅建設業者の景況感が引き続き低迷していることが示された。海外メディアは、高止まりする住宅ローン金利や建設コストの上昇、住宅価格の割高感が需要を抑制していると指摘。特に購入者の来場者数や先行き6カ月の販売見通しの弱さが目立つと報じた。米国住宅市場は金融政策の影響を受けやすく、今回の結果は景気の減速懸念を改めて意識させる内容と評価されている。【NY金先物相場、大幅続落で4,900ドル台へ 地政学リスク後退とドル高が重石】17日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は大幅に続落し、中心限月の4月限は前日比140.4ドル(2.78%)安の1オンス=4,905.9ドルで取引を終えた。海外メディアは、今回の急落の主因に「米・イラン間の緊張緩和」を挙げている。スイスのジュネーブで進展を見せた核協議や対話の継続を受け、これまで相場を支えていた安全資産としての「有事の金買い」が急速に後退した。また、米国内の堅調な経済指標を背景にドル指数が上昇したことも、ドル建てで取引される金の割高感を強め、売りを加速させた。市場関係者からは「5,000ドルの大台突破後に積み上がっていた利益確定売りが、流動性の低い中で一気に噴出した」との声も出ている。テクニカル的には4,900ドルの節目を維持できるかが焦点となっており、週末20日の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を前に、投資家が慎重姿勢を強めた格好だ。

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