金は大幅高で史上最高値更新。5,000ドル台目前で安全資産需要が加速。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 27,516円 (-166)
プラチナ 15,007円 (+238)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,017.00ドル (+103.60)
NYプラチナ ドル 2,741.30ドル (+164.40)

1/23、ニューヨーク市場の金は大幅高で初5,000ドル台。始値4,977.80ドル、高値5,028.30ドル、安値4,937.70ドル、終値5,017.00ドル、前日比+103.60(+2.11%)。【米購買担当者景気指数】本日発表された1月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値によると、製造業と非製造業を合わせた総合PMIは52.8となり、好不況の分かれ目とされる50を上回った。海外メディアは、米国の企業活動が年初もなお拡大基調を維持していると評価している。一方で、前月や市場予想と比べると伸びは限定的で、景気の勢いは力強さを欠くとの見方も多い。特に新規受注や雇用の伸びが鈍化しており、企業が先行きに慎重姿勢を強めている点が注目されている。また、原材料費や人件費の上昇を背景に、価格圧力が依然として残っているとの指摘も出ている。海外報道では、今回の結果は「米経済が減速はしていないが、加速感にも乏しい状態」を示すものと受け止められており、金融政策を巡る市場の見方に直ちに大きな変化をもたらす内容ではないとの評価が大勢を占めている。【米ミシガン大学消費者信頼感指数】本日発表された1月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は56.4となり、速報値から上方修正された。前月(52.9)を上回り、消費者心理には持ち直しの兆しがみられると海外メディアは伝えている。とりわけ、短期的なインフレ期待が低下したことが安心感につながったとの見方が多い。一方で、水準自体は依然として歴史的に低く、物価高や家計の購買力低下、雇用環境への不安は根強いと指摘されている。エコノミストの間では、今回の改善は景気回復を示す決定打にはならず、個人消費の先行きには慎重な見方が必要との評価が優勢だ。金融市場では、インフレ圧力がやや和らぐとの受け止めから、ドルや金利動向への影響も注目されている。【NY金先物相場】ニューヨーク金先物相場は23日、5,017ドル(前日比+103.6ドル、+2.11%)で引け、史上最高値圏を更新した。海外メディアは「5,000ドル大台固めの象徴」と強気評価が主流だ。トランプ政権の対欧州関税示唆やグリーンランド問題、FRB独立性への懸念がドル不信を煽り、「Sell America、Buy Gold」の流れを後押し。地政学リスクと政策不透明感が安全資産需要を刺激した形だ。市場筋によると、直近1カ月で9-11%高、前年比約80%上昇と圧倒的パフォーマンス。個人・中央銀行の買い継続が支え、テクニカル面でも「価格行動自体が強気トレンドを強化」との声。銀相場も100ドル超えで連れ高も、金の下値堅さが際立つ。ただ、5,000ドル手前のオプション買い・ショートカバーが短期押し上げ要因との指摘もあり、過熱警戒論も浮上。米PMIや消費者信頼感指数の下振れは景気懸念より政策リスク主導とされ、実需(宝飾・工業)の価格耐性は未知数。海外報道は構造需要を強調するが、バブル議論や反落リスクの検証が今後の焦点となるだろう。

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