金は小反落。急騰後のポジション調整。FRB金利据え置き観測が上値抑える。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 25,751円 (-53)
プラチナ 13,215円 (+103)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 4,623.70ドル (-12.00)
NYプラチナ ドル 2,409.90ドル (+24.10)

1/15、ニューヨーク市場の金は小反落。始値4,635.70ドル、高値4,637.20ドル、安値4,584.00ドル、終値4,623.70ドル、前日比-12.00(-0.26%)。【フィラデルフィア連銀景況指数】本日発表された1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は12.6となり、前月のマイナス圏から大きく改善した。海外メディアは、事前予想を大幅に上回る結果だった点を強調し、米製造業の回復力を示すポジティブなサプライズと評価している。指数がゼロを上回ったことで、同地区の製造業活動が拡大局面に戻ったことが示唆され、新規受注や出荷の改善も確認されたと伝えられた。一方で、地区連銀指標は全米経済を代表するものではないとして、楽観一色には慎重な見方もある。先行き見通しに関する指数がやや低下したとの指摘もあり、回復の持続性については不透明感が残るとの分析が多い。それでも市場では、米景気の底堅さを裏付ける材料として受け止められ、ドル相場を支える要因になったとの報道が目立った。【米新規失業保険申請件数】本日発表された1月4日〜10日の米新規失業保険申請件数は19.8万件と、前週から小幅に減少し、市場予想を下回った。継続受給者数も188.4万件と低水準を維持しており、海外メディアは総じて「米労働市場の底堅さを改めて示す内容」と評価している。解雇の増加が限定的であることから、雇用環境は年初時点でも大きな悪化は見られないとの見方が広がった。一方で、一部報道は季節調整の影響や年末年始特有の変動に注意が必要だと指摘し、単週の改善をもって楽観視すべきではないとの慎重論も伝えている。また、労働市場の強さが続けば、インフレ圧力が再燃する可能性もあり、金融政策への影響が注目される。特に米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げ時期を慎重に見極める材料の一つになるとの見方が海外で報じられている。総合すると、今回の指標は米経済の減速懸念を和らげる内容と受け止められつつも、先行きについては引き続き雇用関連指標の動向を見極める必要があるとの評価が大勢だ。【ニューヨーク金先物相場】ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は15日、終値4,623.7ドル(前日比-12ドル、-0.26%)と小幅安で引けた。直近の史上最高値圏4,600ドル台前半・半ばから調整が入った形だ。海外メディアは、この日の下落を「急騰後の健全なポジション調整」と位置づけ、強気基調の維持を強調している。主要材料として、FRBの1月会合での金利据え置き観測がドル高を支え、上値を抑えた一方、地政学的リスク一服も安全資産需要を一時後退させた。 ただ、中長期では中央銀行の金購入継続やETF流入、地政学不透明感から「5,000ドル到達」シナリオを予想する声も根強い。テクニカル面では、4,600ドル台がレジスタンスとして機能し、短期利食い売りが優勢。押し目買いの目途は4,500ドル近辺とされ、レンジ形成後の上値トライ継続との見方が主流だ。トランプ政権の対イラン・対中政策次第で再び上昇圧力が高まる可能性が高い。

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