- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 23,484円 (-130)
- プラチナ 9,614円 (+144)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 4,335.20ドル (+6.90)
- NYプラチナ ドル 1,815.90ドル (+53.40)
12/15、ニューヨーク市場の金は3日続伸。始値4,330.00ドル、高値4,384.30ドル、安値4,315.90ドル、終値4,335.20ドル、前日比+6.90(+0.16%)。【ニューヨーク連銀製造業景気指数】本日発表された12月のニューヨーク連銀製造業景気指数(エンパイア・ステート指数)は、前月から大きく低下し、-3.9とマイナス圏に転じた。海外メディアは、事前の市場予想を大幅に下回る結果となった点を重く受け止め、米国北東部の製造業活動が年末にかけて減速している兆しだと伝えている。特に新規受注や出荷の鈍化が指数悪化の主因とされ、需要の勢いに陰りが見られるとの分析が多い。一方で、雇用関連の指標は比較的底堅さを保ち、企業が急激な人員削減に踏み切っていない点を指摘する声もある。先行き見通しについては、6カ月後の景況感に一定の改善期待が残るとする報道もあり、短期的な調整局面とみる向きも存在する。ただ、海外報道の総じた評価は慎重で、今後発表されるISM製造業景気指数など他の経済指標とあわせ、米製造業全体の基調を見極める必要があるとしている。【ニューヨーク金相場】15日のニューヨーク金先物相場は、中心限月が1トロイオンス=4,335.2ドルと小幅続伸し、前日比+6.9ドル(+0.16%)で取引を終えました。10月の史上高値圏に再接近する水準ながら、終日を通じて値動きは限定的で、高値圏での上値試しと利益確定売りが交錯する展開となりました。 背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げサイクル入りやドル安基調、実質金利低下観測が引き続き金を下支えしていることに加え、各国中銀の金購入や地政学リスク、米財政赤字への懸念など構造的な需要要因があります。 一方、4,300ドル台後半はテクニカル面での抵抗帯とされ、高値警戒感やポジションの偏りを意識した戻り売りも意識されており、市場では「強気基調維持の高値保ち合い」との見方が優勢です。
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://www.kinzoku.jp/blog/12566/trackback/