国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,375円 (-97)
プラチナ 6,873円 (-27)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,399.00ドル (-5.70)
NYプラチナ ドル 1,353.70ドル (+10.20)

8/12、ニューヨーク市場の金は小幅安で2日続落。始値3,393.60ドル、高値3,410.80ドル、安値3,379.10ドル、終値3,399.00ドル、前日比-5.70(-0.17%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された7月の消費者物価指数(CPI)によると、総合指数は前月比0.2%上昇と市場予想に一致。前回は0.3%上昇だった。前年同月比では2.7%上昇。市場予想は2.8%上昇。前回は2.7%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.3%上昇と市場予想に一致。前回は0.2%上昇だった。前年同月比では3.1%上昇。市場予想は3.0%上昇。前回は2.9%上昇だった。7月の米CPIは予想よりやや控えめだったため、市場には安心をもたらしました。ただ、コアCPIの上昇(3.1%)が高止まりしている点は、基調的なインフレ圧力を示しており、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げを慎重にさせる可能性があります。市場は9月に0.25%の利下げを織り込んでおり、その確率は90%前後となっています。全体としてはインフレは安定傾向にあり、エネルギー価格の下落が全体を下支えしている状況です。一方、トランプ米大統領が新たに指名した米労働省労働統計局長のE・J・アントニ氏は12日、月次雇用統計は信頼できず、むしろ四半期報告に切り替えるべきと発言。日々の景況感を敏感に反映する月次経済指標が出なくなる可能性から、市場は米国経済の透明性と予見可能性を疑問視しました。アントニ氏の月次雇用統計廃止の提唱やBLSへの懐疑的発言は、ドル売りを促す要因となりました。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.30%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、米国と中国が90日間の関税猶予措置を延長したことで、地政学的リスクがやや緩和され、リスク選好が高まる中で金価格は再び調整圧力を受けています。ただ、7月の米CPIは予想通りまたはやや穏やかだったことで、短期的には金が小反発しました。8月13日9時30分現在、ロンドン金は3,340ドル台で推移しています。