国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,404円 (+174)
プラチナ 6,866円 (-8)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,348.60ドル (-55.10)
NYプラチナ ドル 1,299.10ドル (-92.30)

7/31、ニューヨーク市場の金は小幅安で2日続落。始値3,389.70ドル、高値3,413.40ドル、安値3,387.10ドル、終値3,348.60ドル、前日比-55.10。米商務省経済分析局より発表された6月の個人消費支出(PCE)価格指数によると、総合指数は前月比0.3%上昇と市場予想に一致。前回は0.2%上昇(前回発表値0.1%上昇)に改定された。前年同月比は2.6%上昇。市場予想は2.5%上昇。前回は2.4%上昇(前回発表値2.3%上昇)に改定された。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.3%上昇と市場予想に一致。前回は0.2%上昇だった。前年同月比は2.8%上昇。市場予想は2.7%上昇。前回は2.8%上昇(前回発表値2.7%上昇)に改定された。米商務省経済分析局より発表された6月の個人所得は、前月比0.3%増。市場予想は0.2%増。前回は0.4%減だった。個人支出は前月比0.3%増。市場予想は0.4%増。前回は横ばい(前回発表値0.1%減)に改定された。米労働省雇用統計局より発表された先週(07/20-07/26)の新規失業保険申請件数は、前週比1000件増の21万8000件。市場予想は22万2000件。前回は21万7000件だった。19日終了週の失業保険継続受給者数は横ばい(194万6000件)だった。市場予想は195万3000件。前回は194万6000件(前回発表値195万5000件)に改定された。米労働省労働統計局(BLS)より発表された第2四半期(4-6月)の雇用コスト指数は、前期比0.9%上昇。市場予想は0.8%上昇。前回は0.9%上昇だった。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.38%台まで上昇。利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。前日に約1カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準に達した反動で、持ち高調整のユーロ買い・ドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、この日発表された米経済指標がインフレ圧力の高まりや、労働市場の底堅さを示した。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動きにくくなるとの見方から、金相場は抑制され一時的に下落したものの、再び上昇し3,400ドル台まで反発した形です。8月1日9時30分現在、ロンドン金は3,280ドル台で推移しています。