国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,508円 (+381)
プラチナ 6,212円 (-210)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,452.80ドル (+50.40)
NYプラチナ ドル 1,211.90ドル (-63.20)

6/13、ニューヨーク市場の金は3日続伸で史上最高値を更新。始値3,406.70ドル、高値3,468.00ドル、安値3,399.60ドル、終値3,452.80ドル、前日比+50.40(+1.48%)。米ミシガン大学より発表された6月の消費者信頼感指数(速報値)は60.5。市場予想は53.4。前回は52.2だった。1年先のインフレ期待は5.1%と、前回の6.6%から低下。5-10年先のインフレ期待は4.1%と、前回の4.2%から低下した。6月の米消費者信頼感指数は2024年以来の大幅上昇。1年先のインフレ期待は2001年以来の大幅低下となった。トランプ米大統領が掲げた高関税政策に対する景気後退懸念が緩和し、消費者マインドは著しい回復を示した。一方、イスラエルは13日未明、イランの核施設や軍事施設、軍事司令官を標的とした大規模な攻撃をしたと発表。これに対しイラン側は報復攻撃を行い、イスラエル側に数百発のミサイルを発射したという。中東情勢の一段の緊迫化で、金融市場では動揺が広がっている模様。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.40%まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで5日ぶりに反落。週末を前に積み上がったユーロ買いポジションを巻き戻す動きが広がり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。ただ、中東の紛争が拡大するとの懸念を背景に、金は安全資産としての逃避需要が拡大。終値ベースでは4月22日ぶりに過去最高値を更新した。