国内公表（買取価格1gあたり）
金　１６，９３８円　（－２０）
プラチナ　５，３８６円　（＋４４）
ＮＹ市場（終値ドル/トロイオンス）
ＮＹ金　３，３９９．２０ドル （＋２２．１０）
ＮＹプラチナ　ドル １，０９０．００ドル （＋１９．１０）

６／４、ニューヨーク市場の金は反発。始値３，３７７．８０ドル、高値３，４０９．７０ドル、安値３，３６６．９０ドル、終値３，３９９．２０ドル、前日比＋２２．１０（＋０．６５％）。米民間給与計算代行大手オートマチック・データ・プロセッシング（ＡＤＰ）より発表された５月の民間雇用者数は前月比３万７０００人増。市場予想は１１万２０００人増。前回は６万人増（前回発表値６万２０００人増）に下方修正された。５月のＡＤＰ民間雇用者数は伸びが鈍化し、雇用の勢いが衰えていることが示唆された。米供給管理協会（ＩＳＭ）より発表された５月の非製造業景気指数は４９．９（景気拡大・縮小の境目は５０．０）。市場予想は５２．０。前回は５１．６だった。新規受注は４６．４と、前回の５２．３から低下。仕入れ価格指数は６８．７と、前回の６５．１から上昇し、２０２２年１１月以来の高水準となった。５月の米ＩＳＭ非製造業景気指数は約１年ぶりに縮小圏まで落ち込んだ。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が４．３５％台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。米経済指標の下振れや、金利差の縮小が意識されドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。６月５日９時３０分現在、ロンドン金は３，３７０ドル台で推移しています。