- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,701円 (-40)
- プラチナ 5,418円 (+26)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,322.40ドル (-5.90)
- NYプラチナ ドル 1,074.60ドル (-4.70)
5/28、ニューヨーク市場の金は小幅安で2日続落。始値3,328.60ドル、高値3,352.00ドル、安値3,301.00ドル、終値3,322.40ドル、前日比-5.90(-0.18%)。米抵当銀行協会(MBA)より発表された先週(05/17-05/23)の住宅ローン申請指数は前週比1.2%減。前回は5.1%減だった。30年固定住宅ローン金利は6.98%と、前回の6.92%から上昇。借り換え申請指数は634.1と、前回の682.5から低下した。リッチモンド連邦準備銀行より発表された5月の製造業指数は-9。市場予想は-11、前回は-13だった。一方、米大手メディアは29日、トランプ大統領が4月2日に発表した関税措置の裁判を巡り、米国際貿易裁判所が大統領の権限を逸脱し違法だとして、貿易相手国に対する関税を差し止める判断を下したと報じた。これに対しトランプ政権は不服を申し立て控訴する方針だという。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.50%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。金利差の拡大も意識されドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、トランプ関税に対する違法判決を受けて、貿易戦争が終結するとの期待が高まり、金は安全資産としての逃避需要が縮小した。5月29日9時30分現在、ロンドン金は3,260ドル台で推移しています。