金は小反発。中東情勢の泥沼化懸念が浮上。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 24,841円 (-2,378)
プラチナ 10,486円 (-888)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 4,609.60ドル (+3.90)
NYプラチナ ドル 1,993.80ドル (+50.10)

3/20、ニューヨーク市場の金は小反発。始値4,689.40ドル、高値4,773.30ドル、安値4,512.10ドル、終値4,609.60ドル、前日比+3.90(+0.08%)。【欧州金融政策】欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーでドイツ連邦銀行のナーゲル総裁は、中東情勢の緊迫化を背景にエネルギー価格が上昇し、インフレ圧力が一段と強まる場合、ECBは早ければ4月にも利上げを検討する必要があるとの認識を示した。海外報道によれば、同総裁は物価上振れが持続的となるリスクに警戒感を表明し、必要に応じて金融引き締めを強化すべきと強調した。ただ、ECB内では景気への影響を踏まえ慎重姿勢も根強く、4月の利上げはあくまで条件付きとの見方が大勢。市場では実際の利上げ時期は6月以降との観測が引き続き有力視されている。【NY金先物、地政学リスク再燃で金は小反発、原油高が利下げ観測に影】20日のニューヨーク金先物相場は、前日比3.9ドル高の1オンス=4,609.6ドルと小幅に反発して引けました。市場の関心は中東情勢の緊迫化に注がれています。米CBSニュースが「米国防総省がイランへの地上部隊派遣に向けた詳細な準備を進めている」と報じたことで、紛争の泥沼化懸念が噴出。原油先物相場が急騰し、これがインフレ圧力を強めるとの警戒感から、米欧中央銀行による早期利下げ路線の修正観測が広がりました。この過程で米長期金利が上昇し、ドル買いが進行したことは金相場の下押し圧力となりましたが、安全資産としての金需要がそれを上回り、小幅なプラス圏を維持しました。トランプ大統領は地上部隊派遣の可能性を否定しているものの、国防総省内での具体的な作戦準備の報道は、市場に「有事の警戒感」を強く植え付ける形となっています。供給不安を背景とした「原油高・インフレ・金利高」という三すくみの状況下で、金相場は歴史的な高値圏での神経質な展開が続いています。

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

コメント Comments

コメント一覧

コメントはありません。

コメントする

CAPTCHA


トラックバックURL

https://www.kinzoku.jp/blog/12904/trackback/

関連記事 Relation Entry