金は反落。ホルムズ海峡周辺で民間船舶が損傷。有事のドル買い強まる。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 28,874円 (-111)
プラチナ 11,970円 (-220)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,179.10ドル (-63.00)
NYプラチナ ドル 2,204.30ドル (-30.00)

3/11、ニューヨーク市場の金は反落。始値5,194.00ドル、高値5,230.90ドル、安値5,155.90ドル、終値5,179.10ドル、前日比-63.00(-1.20%)。【米消費者物価指数】米労働省が発表した2月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.3%、前年比2.4%の上昇となった。海外メディアは、市場予想とおおむね一致する結果で、インフレは落ち着きつつあるものの、依然として米連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%をやや上回る水準にあると伝えている。食品とエネルギーを除くコア指数は比較的穏やかな伸びとなり、住宅費の上昇鈍化などが物価全体の伸びを抑えたと指摘された。一方で、エネルギー価格や食品価格は引き続き上昇しており、家計への負担は完全には和らいでいないとの見方も出ている。市場では、インフレの急加速が見られなかったことで金融政策の大きな修正は必要ないとの見方が広がる一方、原油価格の動向などによっては今後の物価に上昇圧力が再び強まる可能性もあるとして、次回以降のインフレ指標への注目が高まっている。【NY金先物相場】11日のニューヨーク金先物相場は、前日比63.0ドル安の1オンス=5,179.1ドルと大幅に反落しました。この日は中東のホルムズ海峡周辺で複数の民間船舶が攻撃を受け、地政学リスクが急速に台頭。本来、金は「安全資産」として買われやすい局面ですが、今回は原油価格の急騰が米国内のインフレ再燃懸念を強める形となりました。これを受け、米長期金利が4.23%付近まで上昇し、利息を産まない金の保有コストが増大。投資家の資金は金からドルへと向かい、有事のドル買いが相場の強い下押し圧力となりました。海外メディアは、金相場が直近の史上最高値圏から調整局面に入ったと分析。インフレ抑制のための米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が後退したことが、市場心理を冷やしたと報じています。中東情勢の緊迫化がエネルギー供給網の寸断につながるか、市場は引き続き警戒を強めています。

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