金は反落。中東情勢の懸念後退、ドル売り進行、原油価格は急落。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 28,435円 (+323)
プラチナ 11,572円 (-154)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,103.70ドル (-55.00)
NYプラチナ ドル 2,168.90ドル (+27.20)

3/9、ニューヨーク市場の金は反落。始値5,186.70ドル、高値5,210.40ドル、安値5,021.20ドル、終値5,103.70ドル、前日比-55.00(-1.07%)。【中東情勢】米国のドナルド・トランプ大統領は9日、対イラン軍事作戦について「戦争は短期間で終結する可能性が高い」との見通しを示し、作戦は「ほぼ完了している」と述べた。海外メディアは、米国とイスラエルによる攻撃でイランの軍事能力に大きな打撃が与えられたとの政権側の認識を伝える一方、イラン側の反撃や中東情勢の緊張は依然続いていると報じた。こうした発言を受け、市場では地政学リスクの後退観測が広がり、為替市場ではドル売りが進行。安全資産需要の後退やエネルギー供給不安の緩和期待から、原油先物価格も急落した。市場関係者の間では、戦闘が早期に収束すればエネルギー市場のリスクプレミアムが縮小する可能性があるとの見方が出ている。一方で、戦況の実態や外交交渉の行方には依然として不確実性が残り、今後の軍事・外交動向が金融市場の変動要因となる可能性も指摘されている。【NY金先物相場】9日のニューヨーク金先物相場は終値5,103.7ドル(前日比-55ドル、-1.07%)と反落した。トランプ米大統領がCBSニュースの電話取材で、米・イスラエルによるイラン攻撃について「戦争はほぼ完了に近い」「当初想定より前倒しで進捗している」と明言したことが市場心理を大きく変えた。これまで中東情勢の緊迫化で史上最高値圏を更新していた金は、地政学リスクの後退観測から有事プレミアムの剥落局面へ。直近高値5,600ドル台からの調整が加速した形だ。市場関係者は「イラン側の反撃能力が低下し、全面戦争リスクが遠のいた」と指摘、短期筋のポジション整理も下押し要因となった。連動してドル売り・原油先物急落も顕著。原油は供給混乱懸念の後退で3%超安となり、リスク選好の回復を示唆した。一方、金は依然高値圏を維持しており、追加のエスカレーション警戒が残る。

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