金は小反発。中東情勢や原油高を背景としたドル高は一服。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 28,334円 (-1,278)
プラチナ 11,486円 (-1,164)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,134.70ドル (+11.00)
NYプラチナ ドル 2,154.00ドル (+78.50)

3/4、ニューヨーク市場の金は小反発。始値5,110.00ドル、高値5,218.30ドル、安値5,092.80ドル、終値5,134.70ドル、前日比+11.00(+0.21%)。【米ADP雇用者数】米民間雇用の先行指標として注目されるオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の民間雇用者数は前月比6万3千人増となり、市場予想を上回った。海外メディアは、1月分が下方修正される中での持ち直しに一定の安心感が広がったと報道。ただ、雇用増は教育・医療分野に偏り、製造業などは弱含みとの指摘もある。賃金の伸びは大きな加速は見られず、労働市場は緩やかな拡大にとどまるとの見方が大勢。市場では今後の公式雇用統計や米連邦準備制度(Fed)の金融政策判断への影響を見極める動きが強まっている。【米ISM非製造業景気指数】米国供給管理協会(ISM)が発表した2月のISM非製造業景気指数は56.1と市場予想の53台を大きく上回り、3年半ぶりの高水準となった。サービス業を中心とした需要が強く、新規受注や在庫、雇用など主要項目が軒並み改善し、景気拡大が続いているとの評価が出ている。指数は20カ月連続で50超の拡大領域を維持し、経済の底堅さを示す内容となった。米株式市場はこの発表を受けて上昇し、為替市場ではドル高の動きが強まったとの報道もある。一方、地政学的リスクやエネルギー価格上昇などの懸念要因にも留意する声がある。今回の強い指標は第1四半期の経済成長を支える可能性があるとの見方が広がっている。【NY金先物相場】中東情勢の一段の緊迫化や原油高を背景に、安全資産需要を追い風にニューヨーク金先物は小反発した。これまでドルは米・イスラエルとイランの軍事的対立激化を受けて安全通貨として買われ、ドル指数は一時5週間ぶり高値圏まで上昇していたが、その後は買い一服となり前日比で小反落。原油はホルムズ海峡周辺の供給不安から、指標となるブレント先物が約1年ぶり高値圏に急伸するなど高止まりしており、インフレ再燃懸念を通じて実質金利低下観測も意識された。ドル高一服と原油高を通じたインフレ警戒、地政学リスクの高まりが重なり、金市場には押し目買いが優勢となったとの見方が広がっている。

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