金は3日ぶり反落。高値圏からの手仕舞い売り広がる。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 28,156円 (-275)
プラチナ 11,741円 (+183)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,176.30ドル (-49.30)
NYプラチナ ドル 2,187.30ドル (+34.70)

2/24、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反落。始値5,247.50ドル、高値5,269.40ドル、安値5,109.50ドル、終値5,176.30ドル、前日比-49.30(-0.94%)。【米消費者信頼感指数】米民間調査機関のコンファレンス・ボードが発表した2月の米消費者信頼感指数は91.2となり、前月から上昇した。市場予想を上回る結果となり、海外メディアは消費者心理の持ち直しを示す動きとして伝えている。雇用環境への見方や将来の所得見通しが改善したことが指数を押し上げたと分析されている。一方で、水準自体は過去の平均をなお下回っており、物価高や政策の先行き不透明感が引き続き重荷との指摘も多い。金融市場では景気減速懸念の後退との受け止めが広がったが、消費の本格回復を見極めるには今後の雇用・物価指標を注視する必要があるとの慎重な声も出ている。【米リッチモンド連銀製造業指数】米東部バージニア州に拠点を置くリッチモンド連邦準備銀行が発表した2月の製造業指数はマイナス10となり、前月から悪化した。海外メディアは、市場予想を下回る結果だとして、同地区の製造業活動が引き続き縮小局面にあるとの見方を伝えている。特に新規受注や出荷の弱さが全体を押し下げたとされ、企業マインドの慎重姿勢が鮮明になったとの指摘も出ている。一方で、サービス部門は比較的底堅いとの分析もあり、米経済全体が直ちに失速するとの見方は限定的だ。金融政策を担う米連邦準備制度理事会(FRB)の判断に与える影響についても「単独では決定打になりにくい」との論調が多く、市場の反応は総じて落ち着いたものとなっている。【NY金先物相場】ニューヨーク金先物相場は24日、利益確定売りに押され反落した。中心限月の4月物は前日比49.3ドル安の1オンス=5,176.3ドルで取引を終え、下落率は0.94%となった。前日まで2営業日続伸し高値圏にあったことから、足元の上昇局面で買いを積み増していた投資家の手仕舞いが広がった形だ。外国為替市場でドルが堅調に推移したことも、ドル建てで取引される金の割高感を意識させ、相場の重しとなった。一方、トランプ政権による関税政策の不透明感や、中東情勢の緊張などを背景に、安全資産としての金需要は引き続き底堅いとの見方が多い。市場では「今回はあくまで高値圏での一服であり、中長期的な強気見通しに大きな変化はない」との声が聞かれている。

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