金は大幅高で史上最高値更新。トランプ米大統領のドル安容認発言を契機にドル指数急落。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 29,568円 (+1,830)
プラチナ 14,542円 (+388)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 5,340.20ドル (+219.60)
NYプラチナ ドル 2,629.50ドル (+92.20)

1/28、ニューヨーク市場の金は大幅高で最高値更新。始値5,218.60ドル、高値5,452.80ドル、安値5,193.60ドル、終値5,340.20ドル、前日比+219.60(+4.29%)。【米連邦公開市場委員会】米連邦公開市場委員会(FOMC)は27、28両日に開いた定例会合で、主要政策金利の据え置きを決定した。海外メディアは今回の判断について、市場の大方の予想通りでサプライズは乏しいと評価している。声明では、インフレは鈍化傾向にあるものの依然として目標を上回っており、利下げを急がず経済指標を慎重に見極める姿勢が強調された。パウエル議長も会見で「今後の政策判断はデータ次第」と述べ、中立的で慎重なスタンスを示したと伝えられている。一方、米経済が底堅さを保つ中、利下げ再開時期が見通せない点を不透明要因と指摘する声もあり、海外報道はFRBがインフレ抑制と景気維持のバランスに神経を尖らせていると総じて分析している。【NY白金先物相場】ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のプラチナ先物(2026年3月限)は28日、2,629.5ドルで引け、前日比92.2ドル(3.63%)高の急騰となった。先週の史上最高値圏(2,878~2,923ドル)からの調整を経て反発、投資家心理が再燃した。南アフリカ鉱山の生産制約が供給赤字(年間34.8万オンス予想)を深刻化させ、工業需要減でも投資需要が価格を支える構図が鮮明に。中国の景気回復期待とインフレヘッジ需要も後押し。加えて、トランプ政権の関税強化(カナダ100%、韓国15-25%)脅威が地政学リスクを高め、ドル安・低金利環境が貴金属全体を押し上げた。報道評価では、供給不足と投機流入の分析が正確で信頼性が高い一方、Fed会合前の過熱感による短期調整リスク(10%下落余地)を指摘する声も。韓国キアは価格高騰でコスト増を報告、自動車産業への波及警戒も浮上。構造的強気基調継続も、工業需要抑制を注視する必要がある。市場参加者は需給逼迫の長期化を見込み、29日の動向に注目。プラチナは金代替資産としての地位を固めつつある。【NY金先物相場】ニューヨーク金先物相場は28日、急伸し中心限月2月物は終値5,340.2ドル(前日比+219.6ドル、+4.29%)で取引を終えた。前日比2%超高の5,120ドル台からさらに加速し、史上最高値圏を大幅更新した。海外メディアは、トランプ大統領の「ドル安容認」発言を契機としたドル指数急落、地政学リスクの高まりを主因に挙げる。グリーンランド・NATO対立やウクライナ・ガザ情勢、米加緊張が「有事の金」需要を刺激し、資金がリスク資産から流入したとの見方が支配的。FOMCでの利下げ観測や中銀の買い継続も追い風となり、「通貨価値希薄化ヘッジ」「実質金利低下」として構造需要を強調。1カ月で2割超、前年比9割高の「記録的相場」を象徴し、スポット価格も5,300ドル強で推移した。一方、急ピッチ上昇による過熱感も指摘され、CTA等のトレンドフォロー買いやストップロス連鎖が値幅を拡大させた可能性が高い。市場参加者は「ロング偏重の蓄積とドル反発リスク」に警戒を強め、短期調整目途は5,100ドル近辺とみる。報道は強気バイアスが強く、中長期ストーリー(地政学・政策不透明)は妥当だが、ボラティリティ高の逆流要因開示が不十分。次は米経済指標と政権ヘッドラインに注目だ。

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