金は小幅安で2日続落。高値圏での持ち合いと短期調整が交錯。

国内公表(買取価格1gあたり)
金 24,244円 (-533)
プラチナ 12,379円 (-278)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 4,329.60ドル (-11.50)
NYプラチナ ドル 2,137.00ドル (+92.80)

1/2、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値4,340.00ドル、高値4,414.80ドル、安値4,319.70ドル、終値4,329.60ドル、前日比-11.50(-0.26%)。【米購買担当者景気指数】本日発表された12月の米総合購買担当者景気指数(PMI)確報値は53.0となり、好不況の分かれ目とされる50を上回った。海外メディアは、米国経済が依然として拡大局面を維持している点を評価する一方、前月から伸びが鈍化したことに注目している。特にサービス部門で新規受注や事業活動の勢いが弱まり、企業景況感に慎重さが広がっているとの指摘が多い。また、製造業でも受注環境の改善が限定的で、全体として成長ペースは緩やかになりつつあるとの見方が示された。一方で、雇用は底堅く、企業は需要減速を警戒しつつも人員削減には慎重姿勢を保っていると分析されている。市場関係者の間では、景気拡大と減速シグナルが混在する内容として受け止められ、今後の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策判断への影響が注目されている。【ニューヨーク白金先物相場】1月2日、NYMEXプラチナ先物(2026年1月限)は大幅続伸し、終値2,137ドル(前日比+92.8ドル、+4.54%)を記録した。 2025年の記録的高値圏から年末調整を経た後、地政学的緊張と供給逼迫が再燃し、投資家買いを誘発した形だ。南アフリカ鉱山の生産障害が続き、市場は3年連続の供給赤字に陥っている。海外メディアによると、年間需要が供給を上回る状況が価格を押し上げ、自動車触媒需要の回復も追い風。中国市場の活況と、米政府がプラチナを重要鉱物に指定した影響で、在庫シフトが進む。2025年通年ではプラチナが金や銀を上回る147%超の上昇を達成し、史上最高のリターンを叩き出した。 FRB利下げ期待とロシア・ウクライナ情勢の緊迫化が、安全資産としての魅力を高めた。年末薄商いの中で5%近い上昇はボラティリティの高さを示唆するが、強気トレンドは継続中。アナリストは2026年も供給不足持続を予想し、さらなる上昇余地を指摘。一方、短期調整リスクに警戒が必要だ。貴金属市場全体のムードは楽観的で、金との連動性も強まっている。【ニューヨーク金先物相場】2日のニューヨーク金先物相場は小反落した。中心限月は終値4,329.6ドルと前日比11.5ドル安(-0.26%)となり、前日の戻り高値から一服しつつも、依然として史上高値圏の水準を維持している。 米連邦準備制度理事会(FRB)の2026年も続くとみられる利下げサイクル観測や、実質金利低下への期待が金相場の基調を支える一方、足元では年末からの急伸を受けた利益確定売りやポジション調整が上値を抑えた格好だ。 ウクライナやベネズエラ情勢など地政学リスクはなお燻っており、安全資産としての金需要は根強いとされるものの、4,300ドル台ではロングの偏在やバリュエーションへの警戒感も意識されている。 市場では「構造的な強気トレンドは維持されつつ、高値圏での持ち合いと短期調整が交錯する局面」との見方が強まっている。

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