- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 17,617円 (+34)
- プラチナ 6,990円 (+66)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,474.30ドル (+25.70)
- NYプラチナ ドル 1,361.70ドル (+13.70)
8/28、ニューヨーク市場の金は3日続伸。始値3,452.60ドル、高値3,478.70ドル、安値3,442.50ドル、終値3,474.30ドル、前日比+25.70(+0.75%)。米商務省経済分析局より発表された第2四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は、前期比年率3.3%増(速報値3.0%)。個人消費は前期比年率1.6%増(速報値1.4%)。個人消費支出(PCE)コア価格指数は前期比年率2.5%上昇(速報値2.5%)。第1四半期はマイナス成長となり、3年ぶりの後退となりましたが、本四半期では急速な反発がみられました。この回復の主因は、輸入の急減による貿易収支の改善です。ただ、基調的な民間需要の伸びは依然として弱く、足元の経済は控えめとみられます。インフレ指標であるPCEデフレーターは前期よりやや落ち着いてきているものの、米連邦準備制度理事会(FRB)の2%目標には届かない状況です。米労働省雇用統計局より発表された先週(08/17-08/23)の新規失業保険申請件数は、前週比5000件減の22万9000件。市場予想は22万8000件。前回は23万4000件(前回発表値23万5000件)に改定された。8月16日終了週の失業保険継続受給者数は、前週比7000件減の195万4000件。市場予想は196万4000件。前回は196万1000件(前回発表値197万2000件)に改定された。4週移動平均は2500件増の22万8500件となった。新規申請の減少は、労働市場の雇用がやや改善し、解雇ペースが一服している可能性を示しています。継続受給者数も減少していますが、前週の高止まりを受けての減少であり、依然として高水準にあります。4週移動平均は上昇。短期的な改善の兆しがあったとしても、高止まり水準であることは否めず、労働市場には警戒が必要です。全米不動産業協会(NAR)より発表された7月の中古住宅販売成約指数は、前月比0.4%低下。市場予想は0.1%低下。前回は0.8%低下だった。前年比は0.3%上昇。市場予想は0.1%上昇。前回は0.2%低下(前回発表値0.3%低下)に改定された。前年比ではプラスであるものの、前月比では減少という結果は、買い手が依然慎重な姿勢で動いていることを示しています。特に高止まりする住宅ローン金利や労働市場の弱さが影響しており、即断即決の契約には繋がりにくい状況です。一方、FRBのウォラー理事は28日、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合において、0.25%(25bp)の利下げを支持するという姿勢を明確にしました。さらに、3-6カ月間にわたって追加の利下げを行う方向性も示しています。ウォラー理事の発言で米金利の先安感が強まり、ドル売りを後押ししました。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.20%台まで低下。利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。金利差の縮小も意識されドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ドルの弱含みや米国の金融政策の不透明感を背景に、金価格は堅調な推移となり、さらなる上昇余地への期待が示されました。市場では明日発表される米個人消費支出(PCE)への関心が高まっています。8月29日9時30分現在、ロンドン金は3,410ドル台で推移しています。