- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 17,274円 (-21)
- プラチナ 7,243円 (-44)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,418.00ドル (+25.50)
- NYプラチナ ドル 1,433.10ドル (+10.30)
7/28、ニューヨーク市場の金は3日ぶり反発。始値3,445.80ドル、高値3,449.80ドル、安値3,410.40ドル、終値3,418.00ドル、前日比+25.50(+0.75%)。米国のトランプ大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長は27日、スコットランドで首脳会談を行い、貿易交渉で合意に達したと発表した。米国側は欧州連合(EU)からの輸入品に課す関税を従来の30%から15%に引き下げる。EU側は米国に6000億ドル(約90兆円)を投資し、米国から7500億ドル(約110兆円)相当のエネルギーや防衛装備品を購入するという。週明けのニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.40%台まで上昇。利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。EUに課される高水準の関税が経済を抑制するとの懸念や、金利差の拡大も意識されドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。一方、米欧間で新しい貿易枠組み合意が結ばれ、投資家らのリスク志向が強まった結果、金は安全資産としての需要が一時後退。30日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、狭いレンジでの動きにとどまっており、過熱感は限定的とみられます。また、大手金融機関や調査機関によると、2025年の金の平均価格見通しは3,215ドル/オンスとなっています。7月29日9時30分現在、ロンドン金は3,300ドル台で推移しています。