- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 17,438円 (+1)
- プラチナ 7,299円 (+51)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,392.50ドル (-38.60)
- NYプラチナ ドル 1,422.80ドル (-17.70)
7/25、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値3,429.20ドル、高値3,434.30ドル、安値3,382.30ドル、終値3,392.50ドル、前日比-38.60(-1.13%)。米商務省経済分析局より発表された6月の耐久財受注(速報値)によると、総合ベースは前月比9.3%減。市場予想は10.3%減。前回は16.5%増(前回発表値16.4%増)に上方修正された。輸送機器を除くベースは前月比0.2%増。市場予想は横ばい。前回は0.6%増(前回発表値0.5%増)に上方修正された。航空機を除く非国防資本財(コア資本財)は前月比0.7%減。市場予想は0.1%増。前回は2.0%増(前回発表値1.7%増)に上方修正された。関税政策を巡る先行き不透明感を理由に、企業の設備投資は冷え込んでいることが示唆された。一方、トランプ米大統領は25日、欧州連合(EU)との貿易交渉が合意に至る可能性は「五分五分の確率だ」との見解を示した。また、同日に欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、27日にスコットランドでトランプ氏と会談することを明らかにした。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.38%台まで低下。利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。トランプ氏の発言を背景にドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、貿易交渉の進展期待で投資家らのリスクオンの動きが強まり、金は安全資産としての需要が沈静化した。ただ、週間では約0.4%上昇しており、ドル安傾向や米利下げ期待に下支えされた。