- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 17,438円 (+1)
- プラチナ 7,299円 (+51)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,431.10ドル (-24.00)
- NYプラチナ ドル 1,440.50ドル (-13.30)
7/24、ニューヨーク市場の金は5日ぶり反落。始値3,455.90ドル、高値3,458.10ドル、安値3,411.30ドル、終値3,431.10ドル、前日比-24.00(-0.69%)。米労働省雇用統計局より発表された先週(07/13-07/19)の新規失業保険申請件数は、前週比4000件減の21万7000件と、6週連続で減少し、4月以来の低水準。市場予想は22万7000件。前回は22万1000件だった。12日終了週の失業保険継続受給者数は、前週比4000件増の195万5000件。市場予想は196万2000件。前回は195万1000件(前回発表値195万6000件)に下方修正された。S&Pグローバルより発表された7月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値によると、総合PMIは54.6。市場予想は52.8。前月は52.9だった 。50が景気拡大・縮小の分岐点となる。製造業PMIは49.5。市場予想は52.5。前回は52.9だった。非製造業PMIは55.2。市場予想は53.1。前回は52.9だった。米総合PMIはサービス業に押し上げられ、年初来の高水準となった。米商務省センサス局より発表された6月の新築住宅販売件数は、前月比0.6%増の62万7000件。市場予想は63万5000件。前回は62万3000件だった。一方、トランプ米大統領は24日、連邦準備制度理事会(FRB)本部の改修工事現場を視察した。パウエル議長に改めて金利の引き下げを要求した一方、記者団に対し解任は必要だとは思わないと言明した。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.40%台まで上昇。利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。FRBの独立性を巡る懸念がいったん後退したことや、金利差の拡大が意識されドル買い優勢となり、ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、世界の貿易交渉の進展期待で投資家のリスク志向が高まり、金は安全資産としての需要が鈍化しています。7月25日9時30分現在、ロンドン金は3,370ドル台で推移しています。