国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,437円 (-246)
プラチナ 7,248円 (-125)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,455.10ドル (+11.40)
NYプラチナ ドル 1,453.80ドル (-28.20)

7/23、ニューヨーク市場の金は4日続伸。始値3,502.80ドル、高値3,509.00ドル、安値3,448.70ドル、終値3,455.10ドル、前日比+11.40(+0.33%)。全米不動産協会(NAR)より発表された6月の中古住宅販売件数は、前月比2.7%減の393万件。市場予想は402万件。前回は404万件(前回発表値403万件)に上方修正された。中古住宅販売価格の上昇が重石となり、販売件数は9カ月ぶりの低水準となった。一方、米国が欧州連合(EU)からの輸入品に15%の関税率を課す方向で交渉が進んでいることが、複数の外交筋の話として報じられた。ただ、8月1日の期限までに合意できない場合に備え、EUは対抗措置の準備も続けるとしており、交渉はなお流動的で憶測に過ぎない可能性も考えられます。ニューヨーク・債券市場では米国債が売られ米長期金利が4.38%台まで上昇し、利息や配当を生まない資産である金の重荷となった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。米国とEUの関税交渉が進展するとの見方もドル売りを誘い、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が再び利下げ路線に転じるとの期待でドルが軟化する中、金は安全資産としての資金流入先として注目されています。7月24日9時30分現在、ロンドン金は3,380ドル台で推移しています。