- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 17,683円 (+78)
- プラチナ 7,373円 (-84)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,443.70ドル (+37.30)
- NYプラチナ ドル 1,482.00ドル (-13.70)
7/22、ニューヨーク市場の金は大幅高で3日続伸。始値3,410.70ドル、高値3,447.50ドル、安値3,394.90ドル、終値3,443.70ドル、前日比+37.30(+1.10%)。米リッチモンド連銀より発表された7月の製造業指数はマイナス20。市場予想はマイナス3。前回はマイナス7だった。前月から予想に反して大幅に悪化し、米関税政策による経済見通しの先行き不透明感が高まった。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.34%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。金利差の縮小も意識されドル売り優勢となり、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。一方、ベッセント財務長官は22日、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長について、今辞任すべき理由は見当たらないと語った。21日にはFRBの組織全体を検証する必要があるとの考えを示しており、批判から一転しパウエル議長を支持する格好となった。FRBに対する利下げ圧力で米国債利回りの抑制が進み、金は安全資産としての需要で堅調に推移した。7月23日9時30分現在、ロンドン金は3,430ドル台で推移しています。