国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,286円 (-21)
プラチナ 6,361円 (+118)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,406.90ドル (-10.40)
NYプラチナ ドル 1,261.70ドル (+8.50)

6/17、ニューヨーク市場の金は2日続落。始値3,404.20ドル、高値3,422.70ドル、安値3,384.40ドル、終値3,406.90ドル、前日比-10.40(-0.30%)。米商務省センサス局より発表された5月の小売売上高は、前月比0.9%減と2カ月連続で減少。市場予想は0.7%減。前回は0.1%減(前回発表値0.1%増)に下方修正された。自動車を除くベースでは前月比0.3%減。市場予想は0.2%増。前回は0.0%(前回発表値0.1%増)に下方修正された。米労働省労働統計局より発表された5月の輸入物価指数は、前月比0.0%の横ばい。市場予想は0.3%低下。前回は0.1%上昇だった。前年同月比は0.2%上昇。市場予想は0.0%の横ばい。前回は0.1%上昇だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が指数化した5月の鉱工業生産指数は、前月比0.2%低下。市場予想は0.1%上昇。前回は0.1%上昇(前回発表値0.0%)に上方修正された。製造業生産指数は前月比0.1%上昇と市場予想に一致。前回は0.5%低下(前回発表値0.4%低下)に下方修正された。設備稼働率は77.4%。市場予想は77.8%。前回は77.7%だった。一方、トランプ米大統領は17日、自身のSNSでイランに対し無条件降伏を要求した。さらに「イランは私が求めた合意に署名すべきだった。イランは核兵器を持つべきではない」とし、続けて「最高指導者がどこに隠れているか正確に把握しています。今のところは彼を排除するつもりはありません。しかし、民間人やアメリカ兵へのミサイル攻撃は避けたいものです。我々の忍耐は限界に達しています」などと投稿。米国が軍事介入に踏み切るとの懸念から、対主要通貨で有事のドル買いが広がった。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.38%まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。ドル建てで売買される金は割高感に上値を抑えられた。6月18日9時30分現在、ロンドン金は3,380ドル台で推移しています。