国内公表(買取価格1gあたり)
金 17,047円 (+94)
プラチナ 6,310円 (+223)
NY市場(終値ドル/トロイオンス)
NY金 3,343.70ドル (+0.30)
NYプラチナ ドル 1,259.60ドル (+47.10)

6/11、ニューヨーク市場の金はほぼ横ばい。始値3,344.30ドル、高値3,382.30ドル、安値3,335.40ドル、終値3,343.70ドル、前日比+0.30(+0.01%)。米労働省労働統計局(BLS)より発表された5月の消費者物価指数(CPI)によると、総合指数は前月比0.1%上昇。市場予想は0.2%上昇。前回は0.2%上昇だった。前年同月比は2.4%上昇。市場予想は2.5%上昇。前回は2.3%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前月比0.1%上昇。市場予想は0.3%上昇。前回は0.2%上昇だった。前年同月比は2.8%上昇。市場予想は2.9%上昇。前回は2.8%上昇だった。関税措置によるインフレ懸念が強まる中、米CPIは市場予想を4カ月連続で下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに動くとの期待が高まった。一方、米大手メディアは11日、トランプ米大統領が一方的に関税率を設定し、今後1週間半から2週間以内に貿易相手国に書簡を送ると伝えた。猶予期間の延長について否定はしなかったものの、「必要性はないと思う」とも話した。関税政策を巡る懸念が再燃し、対主要通貨でドル売りが広がった。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.42%まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで上昇。トランプ氏の関税発言を受けてドル売りが加速し、ドル建てで売買される金は割安感が高まった。ただ、金は利益確定の売りも入り小動きとなった。6月12日9時30分現在、ロンドン金は3,360ドル台で推移しています。