- 国内公表(買取価格1gあたり)
- 金 16,741円 (+8)
- プラチナ 5,392円 (+71)
- NY市場(終値ドル/トロイオンス)
- NY金 3,328.30ドル (-66.20)
- NYプラチナ ドル 1,079.30ドル (-9.10)
5/27、ニューヨーク市場の金は反落。始値3,385.00ドル、高値3,385.00ドル、安値3,311.40ドル、終値3,328.30ドル、前日比-66.20(-1.95%)。米商務省経済分析局より発表された4月の耐久財受注(速報値)によると、総合ベースは前月比6.3%減。市場予想は7.9%減。前回は7.6%増(前回発表値9.2%増)に下方修正された。輸送機器を除くベースは前月比0.2%増。市場予想は横ばい。前回は0.2%減(前回発表値は横ばい)に下方修正された。航空機を除く非国防資本財受注(コア資本財)は前月比1.3%減。市場予想は0.2%減。前回は0.3%増(前回発表値0.1%増)に上方修正された。コア資本財は昨年10月以来の大きな減少となり、投資熱の冷え込みが示唆された。米連邦住宅金融局(FHFA)より発表された3月の住宅価格指数は前月比0.1%低下。前回は横ばい(前回発表値0.1%上昇)に下方修正された。前期比では0.7%上昇。前回は1.4%上昇だった。米民間調査機関コンファレンス・ボードより発表された5月の消費者信頼感指数は98.0。市場予想は87.0。前回は85.7(前回発表値86.0)に下方修正された。4月は5年ぶりの水準に悪化した一方、5月は急激な回復で4年ぶりの大きな上昇となった。ニューヨーク・債券市場では米国債が買われ米長期金利が4.44%台まで低下し、利息や配当を生まない資産である金の強みとなった。外国為替市場でユーロは対ドルで下落。ドル建てで売買される金は割高感が高まった。また、欧州連合(EU)に対する50%関税の発動延期や、米消費者信頼感指数の上振れを受けて景気減速懸念が後退し、金は安全資産としての逃避需要が縮小した。5月28日9時30分現在、ロンドン金は3,310ドル台で推移しています。